今日は、あちこちで夏日だったんですねぇ
今の季節の暑さは、身体が慣れなくて汗が出にくいからでしょうか、作業をしていても身体を重く感じるときがあって、早く汗腺に目覚めて貰いたい!と思った先週末でした。
今回は残念なお知らせが一つありまして、
前々回にちらっと書いていた事なんですが、お借りしていた畑をお返しする事になりました。
貸してくださる時の話しでは、地主さんが高齢になられてて、農業を継ぐ方も周りに居られないという事で、「何年でも借りて、自由にして下さい。借りて貰えたら助かる。」とのだったのですが…、いざ、私たちが耕し始めてみると、自分の土地を他人が使っているのが、お辛くなってしまったみたいです。
私達が始めて間もない頃から、ちょっと否定的な事(「あんた達では農業なんて出来ないと思う。儂の方がガッツがあった!」とか、まぁ色々と…。)を、おっしゃられてたので、私達としては「もっと頑張らないと。」と思っていたのですが、どうやら、ご自分の畑に入られる事自体がお嫌だったみたいです(笑)。
理性的に考えれば、完全な耕作放棄地になってしまえば罰則もあるので、人に貸してでも畑として維持した方がご自分の為でもあると思うのですが、最後にお話を聞いた時には、もうどんなに土地が荒れてもいいから、返して欲しいとの事で…、
「貸してみたら、やっぱり嫌だった。」って…。
(それなら、貸すなんて言わないでよ〜。)と言うのも正直な気持ちですが、、お互いすっきりした方がいいですもんね。いやはや。
私達は意外にスッキリしているのですが(何かしら思うところがあるにせよ)、間に入ってお話をして下さった方が、ずいぶん残念がってくださって。ありがたいやら、申し訳ないやら、次はこんなトラブルがないようにと願うばかりです。
次にお借りする所では、どんなにお知り合いの方の紹介でも、きちんと始めから、契約書をかわすべきだったり、もっともっと詳しい細かい事を第三者となる方にも立ち会って頂きながらお話しするべきだなぁ、と考えています。
と言う訳で、研修日以外は、実家の畑でお祖父さんお祖母さんと一緒にさせて貰いつつ、新しく畑を探すことになりました。
そして、そんなこんながありながらも、畑では、日々いろいろな成長がありまして、
またまた写真など。
さくらんぼ
一人サクランボ狩り
酵母が起きますように
そらまめ。
葡萄を種無しにするべく作業中
すいかの花
糸状菌
最後の糸状菌は、お借りしていた畑で、水はけを良くする為に掘った溝に埋めていた栗の木に育っていたもの。
がりがりの痩せた土地を豊かにしてくれる筈だった子達。あんまり勿体ないので、全て掘り返して持って帰ってきました。今は実家の畑で次の出番まで待機中。
サクランボの酵母、うまくいくかどうかドキドキですが、引っ越しが決まった頃から、季節の酵母を作る事を楽しみにしていたので、まずはチャレンジです。
「当たって砕けたら、破片を拾って次へ。」
30代からの座右の銘です♪
ユキ
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