ギャッツビーの中には、何度も思い出したり何度も読み返すフレーズがいくつかあるんです。
今日、思い出していたのは、『ただの気の利いた警句としてうけとってほしくないのだが、人生というものは詰まるところ、単一の窓から眺めたときの方が、遙にすっきりして見えるものなのだ。』っていうの。ホントにそうだなって思うけれど、小説の語り役であり、このセリフを言ったニック・キャラウェイはたぶん、そして私も、多くの人も、いつもいつもそんな風にすっきりとシンプルに自分の目線からだけでは生きれないんですよね…、場合によっては、いろんな周りの人の何かに巻き込まれちゃうこともしばしばあったりしますよね?
でも、たまに(しょっちゅう?)このフレーズを思い出して、自分の毎日の中で大切なものとそうでないもの、譲れないこと、譲れること、素敵に思えることはどんなことなのか?とかなんやかや。整理整頓しなくっちゃ!
そんな時、私は同居猫や、出会って来たいろんな猫達を思い浮かべるんです。彼等、彼女達は、きっとすごく素敵な自分だけの窓を一つずつ持ってる気がするから。のんびりと、自由でシンプルに生きてる猫達は、いつだって私の師匠です(笑、でも、かな~り本気(笑))。
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